こんにちは。
今回は因数分解①の続きになります。まだみてない方はこちらをどうぞ。
今回扱うのは、多変数の因数分解です。
みたいなやつです。
因数分解の大まかな流れは以下のような感じです。
①次数の低い文字に関して降べきの順にする
に関しては、xとyで次数がどちらも2なのでどちらでも良いです。xについて整理しましょう。
②係数を因数分解する
③たすき掛け等を用いて因数分解する
④各因数について、完全に因数分解できるまで①〜③を繰り返す
x+y+1,x+2y+3 はもう因数分解できないので、ここで終わりです。
主な流れはこんな感じです。3変数以上でも同じことができます。
[ちょっと補足]
式が対称式の場合、基本対称式のみを使って表せるという定理があります。証明は難しいです。筆者も知らないです。
<対称式とは>
どの二つの文字を入れ替えても変わらない多項式です。
(例)など。
<基本対称式とは>
2変数だと
3変数だと
4変数だと
という感じです。(もちろん5変数以上の時もあります)
この知識を知っておくと役に立つ時があるかもね。
以上です。